児童文学作家 芝田勝茂さん講演会「語らないできたことなど…」 | 株式会社 ブックハウスカフェ

児童文学作家 芝田勝茂さん講演会「語らないできたことなど…」

いつ:
2018年2月9日 @ 6:30 PM – 8:00 PM
2018-02-09T18:30:00+09:00
2018-02-09T20:00:00+09:00
料金:
1,300

児童文学作家 芝田勝茂さん 講演会 「語らないできたことなど…」 

*児童文学作家・芝田勝茂が、混迷の青春時代にファンタジーを見出した70年代の熱い思いと、児童文学作家として自立するプロセスを、胸の内を開いて語る渾身の子ども文学論です。いまなぜ児童文学なのか、生きることと表現することの意味を改めて問いかけます。  

★講演に当たって
70年安保・学生運動、そして児童文学、過ぎ越し45年を振り返って、11月12日、京都の同志社大学で行って大好評を得た講演を、東京での再演していただきます。芝田さんは、再演について以下のように語ってくださいました。
〈同志社での講演には、100名ほどの人たちが来てくれ、40年の時を超えた、不思議な時間を持った。ずっとこれを最後にしようと思っていたが、京都でその考えが変わった。40年のうちに、忌避し、拒否してきた「友」は、いつか逝ってしまっていた。彼岸で語ってどうする。せめて語らないことへの可否は白日の下で問われるべきだろう。恥は生きているうちに晒せ。それもまた、かつての友への供養というものだ。現在の、わたしの児童文学作家としての友人たちに、「黙ったまま」でいることが正しいことなのか自問すれば、答えは明白だった。〉

★もうひとつの『ドーム郡ものがたり』
〈おのれの過去のリアリズムに意味はない。それを拒否するところからファンタジーを構築しようと思ったのだから。ならばその軌跡を語ることは、「いまのファンタジー」においてなにがしかの意味はあるだろう。そう思ったとき、「もうひとつの『ドーム郡ものがたり』」が浮かび上がってきた。物語に登場させた「クミル」や「かかし」の来歴の理由だ。〉

★「ひとつの直接性」は、いま、そこにあるか?
〈だが、語りたいという、最も大きな理由は、いまの人たちに聞いてもらいたいからである。それは、若者の持つ「生きることの直接性」とでも呼ぶべきもの、いや、そうとしか呼べないような、若さの持つ「感性」とか「野生」、のようなもののことである。おそらく、いまの人たちには理解できないようなことが、たしかに存在した。もちろんそれは、己の表現においてなすべきことなのだが、言葉足らずとはいえ、児童文学作家として、いまの若者たちに伝える努力をしてみたい。老いたるものがノスタルジーに浸るわけではない。もしかしたら、あなたたちの知りたいことが見つかるかもしれない。そんな講演にするつもりですから、ぜひ聞きに来てください〉

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児童文学作家 芝田勝茂さん 講演会
「語らないできたことなど…」

◆日時:2018年2月9日(金)18:30~ ※18:00から受付開始
◆場所:ブックハウスカフェ
◆参加費:1,300円(ワンドリンク付)
◆要予約:店頭・お電話(03-6261-6177)・メール(book@bookhousecafe.jp)にて。
※ご予約の際は お名前フルネーム(ふりがな)・お電話番号・ご参加人数 をお知らせくださいませ。
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芝田勝茂 (しばた かつも)

石川県羽咋市出身。著書は異世界ファンタジー「ドーム郡ものがたり」「虹への旅」「真実の種、うその種」(小峰書店・日本児童文芸家協会賞)、「ふるさとは、夏」(福音館文庫・産経児童出版文化賞)、「サラシナ」「きみに会いたい」伝記「葛飾北斎」(あかね書房)、近未来SF「星の砦」「進化論」(講談社)、「空母せたたま小学校、発進!」「世界の謎はボクが解く!」(そうえん社)「ぼくの同志はカグヤ姫」(ポプラ社)など多岐。「10歳までに読みたい世界名作」に「ガリバー旅行記」「西遊記」「ロビンソン・クルーソー」「同日本名作」に「銀河鉄道の夜」「坊っちゃん」(いずれも学研)。
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